UVランプ交換時期の目安
(製版品質を守る実践基準)

1.「まだ点灯している」は危険な判断
UVランプは
❌ 切れたら交換
ではなく
✅ 性能が落ちる前に交換
が正解です。
製版では「点灯している=使える」ではありません。
2.交換判断の3つの基準(推奨)
【基準①】使用時間ベース
- 一般的な工業用UVランプ
→ 1,000〜1,500時間が性能安定域 - 製版用途では
→ 1,000時間前後で計画交換が理想
【基準②】品質ベース(最重要)
以下が出た時点で 即交換検討:
- 露光条件の微調整が増えた
- データは正しいのに印刷が安定しない
- 印刷現場から「最近版が弱い」と言われる
👉 これは 光重合エネルギー不足の末期症状です。
【基準③】BCP・リスク管理ベース
- 災害・設備トラブル時
- 急ぎ案件・高付加価値案件
これらに対応するには
**「安定した光源が常にある」**ことが前提です。
そのため、
- 定期交換ルール
- 予備ランプ常備
- ロット・時間管理
を行うことが、BCP対応としても非常に有効です。
3.なぜフィリップス社製UVランプが向いているのか(整理)
**フィリップス社製UVランプは、
- 照度低下が緩やか
- 分光特性の変動が小さい
- 寿命末期まで再現性が高い
という特性を持ち、
「いつ交換すべきか分からない」状態を作りにくいのが最大の強みです。
これは製版会社にとって、
- 技術の属人化防止
- 品質クレーム低減
- 営業上の信頼性向上
に直結します。
UVランプは消耗品ではなく、
製版品質を決める“工程部品”です。安定した光を使い続けることが、安定した印刷品質を生みます。