フィリップス社製UVランプによる製版露光工程の品質革新

フレキソ製版工程において、露光品質は版品質そのものを決定づける最重要要素です。
画像処理・製版データ・樹脂材料・現像条件――これらがいかに高度であっても、最終的に樹脂版へ情報を正確に定着させるのは「露光工程」であり、その心臓部となるのがUVランプです。

当社ではこのたび、世界的な光源技術メーカーである フィリップス社製UVランプ を、製版露光用途に特化して販売開始いたしました。
長年フレキソ製版に携わってきた当社が、自信をもって推奨する理由は明確です。

フレキソ製版における露光工程は、

  • 網点の肩形状
  • ハイライトの再現性
  • シャドー部の締まり
  • 印刷時のインキ転移安定性

といった印刷品質の根幹を左右します。

特に重要なのは、
「適切な波長域の紫外線を、均一かつ安定的に照射し続けられるか」
という一点に尽きます。UVランプは単なる消耗品ではありません。
それは**製版品質を安定させるための“精密部品”**であり、
光量・分光特性・経時安定性・再現性のすべてが問われる存在です

フィリップス社は、医療・半導体・工業用途など、極めて高い信頼性が要求される分野で長年採用されてきた光源メーカーです。
そのUVランプは、製版用途においても以下の点で高い評価を受けています。

■ 安定したUV出力特性

点灯初期から寿命末期まで、照度変動が少なく、再現性の高い露光条件を維持できます。
これは版ごとのバラつきを嫌うフレキソ製版において、極めて重要な特性です。

■ 製版に適した分光特性

フォトポリマー樹脂の感光特性に適合した波長分布を持ち、
不要な波長成分による露光ムラや樹脂劣化を抑制します。

■ 長寿命・高い信頼性工業用途を前提とした設計により、
突発的な光量低下や早期故障のリスクが低く
計画的なランプ管理が可能です。

露光条件の不安定さは、単なる品質問題に留まりません。

  • 再露光・再製版によるコスト増
  • 印刷現場でのトラブル対応
  • オペレーターの属人化
  • クレーム・信用低下

これらはすべて、露光工程の不安定さが引き起こす経営リスクです。

フィリップス社製UVランプを採用することで、

  • 露光条件の標準化
  • 製版品質の再現性向上
  • 印刷現場との信頼関係強化

といった、製版会社・印刷会社双方にとってのメリットが生まれます。

当社は単なる資材販売会社ではありません。
長年、フレキソ製版の現場で

  • 「なぜ版が安定しないのか」
  • 「なぜ同じ条件なのに結果が変わるのか」

という課題と向き合ってきました。

その中で確信したのは、
露光ランプの品質と管理こそが、製版品質の“最後の砦”である
という事実です。

だからこそ当社は、「安価な代替品」ではなく、
信頼できる“正しい光源”としてのフィリップス社製UVランプを、
製版用途に限定してご提案いたします。

今後、フレキソ印刷は

  • 高線数化
  • 微細網点化
  • 水性・環境対応インキ
    といった流れの中で、ますます露光精度が求められる時代に入ります。

その基盤となるのが、安定したUV露光環境です。当社は、UVランプの供給を通じて、製版品質の安定化、印刷現場の信頼性向上、
そして日本のフレキソ技術の底上げに貢献してまいります。